“そっと寄り添った”介護を基本理念に、利用者一人一人にあった介護を行っています。施設の見学も随時行っております。

平成24年1月7日(土)、雪がちらつく寒い日になりましたが、介護老人保健施設「がくさい」開設7周年記念式典を執り行いました。
こうして無事に7年を迎えられましたのは、みな様方のご協力、ご支援の賜物であり、心よりお礼を申し上げます。
振り返ってみますと、あっという間に過ぎたという気持ちと、いろいろとご指導をいただきながら、やっとたどり着いたという気持ちと交差しております。この間、開設以来の理念である「そっと寄り添った介護」のもと、個人の大切にした支援をしてきました。
時には、お叱りを受けることもありましたが、今では多くの方々にご利用いただくということで、評価をいただいていると思っております。しかし、この評価に奢れることなく、これからも利用者のみなさん、家族のみなさん、地域のみなさんとともに、歩んでいきたいと思っております。
これからも、変わらぬご支援をお願いいたします。

お世話になった方々に、感謝状を贈呈させていただきました。
〇 社会福祉法人アイアイハウス豆腐屋あいあい仲間のみなさま
〇 特定非営利活動法人共同作業所むつみの家さま
〇 特定非営利活動法人さまさま地域活動センターYOUYOU館さま
〇 ボランティア 井上勝子さま
〇 ボランティア 長岡茂夫さま
〇 ボランティア 中根真由美さま
〇 ボランティア 北村良子さま
〇 ボランティア 井口知美さま
〇 ボランティア 弓下都志子さま
いつもお世話になっております。ありがとうございます。
また、この式典をお借りして、入職から5年間勤続している職員並びに資格を取得した職員に表彰状を贈呈させていただきました。これからも、「がくさい」の職員として誇りを持って励んでほしいと思います。

天理教河原町大教会レーベンスフロイデのみなさんによる、ブラスバンド演奏により、記念式典を盛り上げていただきました。
式典終了後は、当施設自慢の昼食の松花堂弁当に舌鼓を打ちました。そして、喫茶なごみの庭を臨時オープンをして、楽しいひと時を過ごしていただきました。
本日から8年目が始まります。今年は、4月に介護保険改正があり、地域包括ケアシステムが本格的に始動します。
「見つめる力」「きづく力」「想像する力」をつけ、「実践する環境」のもと、よりよい介護・支援を実施していきたいと思います。

みな様のお陰をもちまして、「がくさい」は1月11日に開設6周年を迎えることができました。この6年間、さまざまな部分でご支援ご協力をいただきました方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
さて、ここでは9日(日)に開催しました記念行事の様子についてご紹介いたします。昨年は、区切りの5年ということもあり、大谷大学をお借りして大々的に講演会、座談会を行いましたが、今年は内輪で日頃からお世話になっている方々に『感謝』することを大きなテーマに実施しました。
「がくさい」でお世話になっている人、真っ先に浮かんでくるのは、もちろん利用していただいている皆さん、そしてご家族の皆さんです。私たちの介護、支援を長い目で見ていただき、そっと寄り添いながら育てていただいています。『感謝!!』

次にお世話に合っている方々に、鷹峯地域の皆さんがあります。行事でのご協力ご支援をはじめ、防災予防の夜間警戒、喫茶でのボランティア、児童や園児さんの訪問などなど、数えればきりがないほどです。そこで、記念日に際して、感謝状を贈呈させていただきました。贈呈者は次のとおりです。
○施設つくりにご尽力いただいた「鷹峯社会福祉協議会さま」
○災害の未然防止にご尽力いただいた「鷹峯消防分団さま」
○喫茶をはじめボランティアでご尽力いただいた「鷹峯女性会さま」
○児童、園児の皆さんにご訪問いただいた
「鷹峯小学校さま、妙秀保育園さま、鷹峯保育園さま」
○日常からご支援をいただいている
「川勝造園さま、鷹峯・玄琢朝市さま、辻井茂さま」
続いて、この式典をお借りして、開設以来5年間勤続している職員並びに資格を取得した職員に表彰状を贈呈させていただきました。この「がくさい」のそっと寄り添う理念のもと、介護・支援を担っているのは、まぎれもなく職員の皆さんです。今後も「がくさい」の人財として活躍していってほしいと思っています。

当日は、鷹峯女性会の皆さんによるコーラスやご家族の方による元気体操、職員による楽器演奏があり、式典は和やかに進んでいきました。
式典に引き続き昼食会です。申し込みをされた方には、自慢の厨房(葛寫荘獄{社)が腕によりをかけた特製弁当を利用者、家族、職員で一緒に味わいました。
そして、午後からは喫茶「なごみの庭」を無料開放して、いろいろな方々に利用していただき、わいわい、がやがやと楽しい時間を過ごしました。
社会は、地域包括ケアを中心にした介護・支援へと展開しつつあります。地域との結びつきが益々必要となっていきます。これからも、利用者・地域・施設が一体となって進んでいきたいと思っています。

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、少し遅い新年のご挨拶となりましたが、老健「がくさい」にとって平成22年は、おめでたいことが続きました。
1つは、お正月を平穏に迎えられたこと、もう1つは5周年を盛大に行えたことです。1月11日の5歳の誕生日は、「がくさい」のこれからを考えるとても良い機会となりました。

5周年事業の第1部は、記念講演会です。大谷大学文学部社会学科教授の山下憲昭先生を講師に迎え、『洛北・ぬくもりのあるまちづくり〜「がくさい」の挑戦〜』をテーマに、約1時間講演をしていただきました。
身近な地域で安心して暮らすことができるように、お互いが支え合える地域づくりが必要になっている。「がくさい」が、この洛北という地域で安心の拠り所となれるよう、地域の眼の中で育っていってほしい。そのためには、地域に出向いて、くらしの声に耳を傾ける姿勢を持つこと。そして、洛北・鷹峯地域の高齢者医療・高齢者福祉の核となれるよう取り組むことが必要であろうと話されました。
本当に大きな課題をいただきましたが、「がくさい」がこれから進む一歩となったように感じました。

講演会に続いては、山下先生にも参加いただき座談会を開催しました。当初は、シンポジウムを考えていたのですが、普段着でありのままを話し合おうということになり座談会形式に変更しました。
参加したのは、利用者の家族さん2名と介護相談員さん、それに開設と同時に入職した職員とこの4月から職員として勤務することになっている職員の6名でした。司会を事務長が行い、忌憚なく意見を出し合いました。家族さんからは、「良くしてもらってますよ」というお褒めの言葉がある一方、「もっと遠慮なく言ってきてほしい」、「中にはマシンのような職員さんもいますよ」など、ドキッとするような意見をいただいたりしました。

また、介護相談員からは認知症家族の会のメンバーという立場から、認知症について学びと実際との違いがあり、その理解も施設によって違いがある。そのあたりの勉強もしっかりとして取り組んでほしい。また、家族からの話をよく聞いて、家族・職員間の風通しを良くしていくことが必要であることなど話していただきました。参加した職員2人は、これからの取り組み方について課題を見つけられたのではないかいと思います。
フロアからも「がくさい」地域活動に対する評価をいただきながら、さらに頼れる存在になるように激励をいただいたり、さまざまな方面から意見をいただくことができました。
今回の記念講演・座談会を通じて、今求められていること、今出来ることが、おぼろげながら見えてきたように思います。
それに向かうためには、まず職員一人ひとりが「人間力」をつけていくことだと思います。5年後に成果を見ていただけるように、日々努力していきたいと思います。
ご参加いただいた方、ご協力いただいた方、ありがとうございました。

【記念講演】
洛北・ぬくもりのあるまちづくり 〜「がくさい」の挑戦〜
【講師】
大谷大学文学部社会学科 教授 山 下 憲 昭 氏
【日時】
平成22年1月11日(月・祝)
13:30〜 受付
14:00〜14:50 記念講演
15:00〜16:00 座談会 (利用者家族、地域代表者、職員)
【場所】
大谷大学 1113教室
【目的】
介護老人保健施設「がくさい」は、平成22年1月11日をもって開設5周年を迎える。その間、「その人らしく暮らすことができるよう、そっと寄り添った介護」を基本理念に、利用者一人一人に向き合い、個人を尊重した介護を行ってきた。その介護は、多くの利用者やその家族に受け入れられ、多くの希望者(待機者)という形で評価されている。
ところで、介護保険制度は平成12年4月に導入されて9年が経過し、その間3度の改正がなされ高齢者支援は多くのサービスが展開されるようになった。特に、利用者支援の中心は、施設から在宅へ転換されており、今後はさらに在宅支援が重要視しされるであろうと予想される。
また、利用者も戦争を経験した世代から戦後世代へと変化しつつあり、2年前からは団塊の世代と言われる人たちが60歳を迎えた。数年後には、その人たちが介護保険サービスを利用しはじめ、それに伴い利用者ニーズが大きく変わることが予想される。そして、多様化するニーズに対応できる力が、施設・事業所の評価となっていくと考えられる。
こうした状況の中、その支援を担う職員に目を向けると、介護保険の導入を境に大きく変化している。導入後は、マニュアル化が進み統一的なサービスの提供がされる一方、介護技術を取得しても対人援助(コミュニケーション)技術が伴わず、適切な人間関係が構築できないケースが出てきている。福祉に携わる人から介護保険に携わる人へ移行したと言っても過言ではない状況である。本来持つべき「気づく力」「考える力」を養い、人間力を高めることが施設の課題となってくるだろう。
以上のように変化する社会において、『介護老人保健施設「がくさい」はどうであるべきか。利用者・家族の本当のニーズはどうなのか。介護保険を中心とした高齢者支援の方法は、本当にわれわれが進むべき道と合致しているのか』など、多方面で活躍している方々とディスカッションを通じて、「がくさい」の進むべき道を模索したいと考える。